MXT+のセッティング方法

mxt+の基本的な点検方法について説明していきます。この工具に内蔵されたサイクルカウンターは校正のスケジュール設定等に重要な役割を担うためしっかりチェックして下さい。また、油漏れも忘れずにチェックして下さい。

  • 付属の校正証明書をチェックして、最新の校正日を確認してください。
  • サイクルカウンターを検査して、レンズが完全に固定されて亀裂が入っていない事を確認します。
  • サイクル数を監視して、校正と予防保守のスケジュール設定に役立てます。
  • 四角駆動軸を取り外して検査し、内側と外側のスプラインに損傷がないことを確認します。
  • ユニスイベルとカプラーに損傷や油漏れの兆候がないか点検します。圧力をかけた時に油漏れのある工具は使用しないで下さい

必要な回転方向を決定する

mxt+でボルトの締め付けを行うには工具に装着されているソケットをナットに取り付けた時に工具側面に刻印されている「TIGHTEN」の文字が見える側を表面にして下さい。

mxt+でボルトの緩め作業を行うには工具に装着されているソケットをナットに取り付けた時に工具側面に刻印されている「LOOSEN」の文字が見える側を表面にして下さい。

回転方向の変更方法

  1. ドライブ・リテーナのボタンを押し、四角駆動軸を引いて工具から取り外します。
  2. ドライブ・リテーナを取り外し、工具の反対側に再び挿入します。
  3. ドライブ・リテーナのボタンを押しながら、四角駆動軸を工具の反対側に挿入します。
  4. 四角駆動軸が所定の位置にカチッと音がしたら、ドライブ・リテーナのボタンを放します。
  5. 駆動軸が固定されていることを確認するため、工具を動かします

この記事を書いた人

ユネックス合同会社編集部は、産業用ボルト締結工具メーカー「HYTORC(ハイトーク)」の日本法人であるユネックス合同会社が運営する技術情報メディア「ハイトークナビ」の編集部です。トルクレンチ、トルク管理、ボルト締結、軸力、ねじ・ボルト・ナットなど、締結作業に関する情報を中心に発信しています。

ユネックス合同会社は、油圧・電動・空圧式のボルト締結工具の販売・レンタルや、ボルト関連製品を取り扱っています。編集部では、HYTORCの製品・技術資料や取扱説明書に加え、JIS・ISO等の規格、公的機関・業界団体の資料なども確認し、技術的な正確性を重視して記事を制作しています。専門的な内容をできるだけ分かりやすく整理し、ボルト締結やトルク管理に携わる方の課題解決に役立つ情報を提供することを目的としています。