リチウムガンⅡのユーザーインターフェイス概要

電動工具のユーザーインターフェイスは今後改良のため予告なく変更される事があります。その場合、本ページの説明とは若干異なるユーザーインターフェイスになる事が予想されますのでその点はご了承下さい。

リチウムガンⅡのディスプレイ画面

リチウムガンⅡに搭載されているディスプレイのホーム画面の各種表示機能等について左上から解説していきます。

設定した角度値について

トルク+角度締めの一部として設定された角度値はディスプレイ上方左側のボックスに表示されています。 この角度値はトルク締めが完了した後の設定された数値分角度締めをおこないます。その際はトリガーを引き続ける事が必要です。例えばトルク値が300Nmで角度値が30の場合は300Nmの締結が完了した後に締め方向に30度回転します。

主機能について

主機能の表記はいくつか存在しますが多くの場合Torqueを使用する事が多いようです。これは画面中央で確認できます。ツールの機能を変更すると主機能の表示が変更され替わりの機能が選択、表示されます。例えば緩める(Loosen)、着座(Snug)、 回転角度(Turn Angle)、トルクチェック(Torque Check)、回転(Rotations)、前方ランダウン(Run Down Forward)、後方ランダウン(Run Down Reverse)などです。

機能値、値増加、値減少について

ディスプレイの直下に3つの赤いボタンがあります。左ボタンを押すと主要な機能の値を増やします。右ボタンを押すと主要な機能の値を減らします。

Bluetoothについて

Bluetoothのアイコンが上記画面のように青色であればBluetoothに接続できる状態である事を意味します。

プロファイル/作業ID等について

リチウムガンⅡでプロファイルを設定した際にディスプレイ上に最大8文字までの識別子が表示されます。作業IDと同じ位置で交互に表示されます。特定の作業を識別して記録したい場合、最大8文字までの識別子が表示されます。プロファイルIDと同じ位置で交互に表示されます。

メインメニューについて

これはハンバーガーとも呼ばれるアイコンで中央のボタンを押すとメインメニューが開くことを示します

アクセスレベルについて

リチウムガンⅡに設定されている現在のユーザーアクセスレベルを表示します。工具作業者のアクセスレベルはL1からL4までとなります。

バッテリー残量少について

バッテリーの残量がほとんどなくなると表示されます。それ以外では表示されません。

ファスナータイプについて

リチウムガンⅡは次のファスナータイプを表示します。安全装置起動かつ時計回り(RH)、安全装置起動かつ反時計回り(LH)、安全装置解除かつ時計回り(HWR)、安全装置解除かつ反時計回り(HWL)、安全装置解除かつ反時計回り(HN)

駆動軸回転方向について

このインジケーターは四角駆動軸の回転方向を示しています。(時計回りまたは反時計回り)。 リチウムガンⅡのトリガーを引くと、矢印と六角形のナットの画像が選択した方向に回転します。 回転する方向はファスナーの種類と方向スイッチによって決まります。

単位について

単位は4つの項目の中から選択が可能です。

設定したリリース値について

リリース機能はトルク締めもしくは角度締め操作の結果として操作終了後に固定されている工具を解除するために使用されます。仮にリリース値が0だとナットからソケットは抜けません。そのためボルト締結作業をおこなう際はリリース値の設定が必ず必要になります。

リリースの単位は「度」で角度値を示します。 例えば右上の図例では 7度で表示されています。リリース値は常にトルクや角度値とは反対方向で適用されます。正確なリリースの値は通常、作業場に特有の条件によって決まります。

メニューシステムの全体像

メニューシステムの全体像を説明します。このメニュー構造により、ユーザーはホーム画面からメインメニューとサブメニューを通じてボルト締結機能にすばやくアクセスできます。作業者は必要に応じてショートカットオプションを使用して代替メニュー構造を定義できます。

Main menu(メインメニュー)について

Main menu(メインメニュー)にはホーム画面からハンバーガーアイコンの下にある3つの赤いボタンの中央のボタンを押すとアクセスできます。メインメニューには基本的なボルト機能(トルク、着座、角度、リリース角度、ファスナータイプ)と管理者が割り当てる事ができる追加オプションが含まれています。

Adv Bolting(高度なボルティング)のサブメニュー

高度なボルティングのサブメニューには、回転角度(Turn Angle)、トルクチェック(Torque Check)、回転(Rotations)などの特殊なボルティングオプションが含まれています。

Jobs(作業)サブメニュー

作業サブメニューでは作業データの記録の開始と終了、作業IDの作成とインポート、ジョブの選択、作成、インポート、エクスポートと削除、およびプロファイルオプションへのアクセスができます。

Setting(設定)のサブメニュー

設定のサブメニューには、初期セットアップをする時またはある特定のジョブで通常使用されるさまざまなオプションがあります。

Admin(管理者)のサブメニュー

管理者のサブメニューには、パスワードとツールのアクセスレベルを管理し、レベル2のフレックスユーザーとショートカットメニューで使用できるメニューオプションを設定するオプションがあります。

ショートカットメニュー

ショートカットメニューは管理者が実施し、ユーザーにはカスタマイズされたメインメニューを提供することができます。

Serviceメニューは当社のサービス担当者が操作するためのメニューですのでここでは割愛します。